朋

私にとって金沢の食の美味しさを最初に教えてくれた店。
食楽空間朋

この店に出会うまでは居酒屋に行くのを楽しみにするということは無かったと思う。
この店に出会い、食の美味しさに触れ、マスターと話しいろいろな情報を教えてもらい
教えてらもった店や場所に行って、それを次に店に行った際に話す。
そんな一連の流れを通して店と、マスターと仲良くなりどんどんお店に行くのが楽しみになる。
そういった楽しみ方を教えてくれた店だと思う。
立地の都合、県外からはやや行きづらいこともあり
金沢を離れてからこれが初の訪問。

やや時間が空いてしまっていた。
でもそんなことはすぐに忘れたかのようにいつもの会話が始まった。
ああ帰ってきたんだな
変わらない店内
変わらない会話
そのどれもが懐かしい。

付け出し
朋では3種盛りが出る。
いずれも一手間かけていて美味しい。
すぐに酒が欲しくなる。

刺し盛2人前
ガス海老が非常に新鮮で身に甘みと歯ごたえがあった。
しめ鯖は少し柑橘が強くなったと感じたが、どうやら季節によってしめ方を変えているとのこと。
うーん美味しい。

狼トマトのサラダ
梅雨になるまでしか出荷されないとても甘いトマト。
乾燥させることで糖度を上げているトマトだ。

ふぐのから揚げ
2.5kgほどの大きなふぐだったようで身が非常に大きかった。
途中、酒のアテにと塩ふぐも出してくれた。
以前教えてもらった塩ふぐは
竹久
という店のものだったのだが、この店は創業100年を超える店だったのだが
残念ながら閉店してしまい、塩ふぐ難民になっていたのだが
今回なかなかいい店が見つかったとのこととで味見させてもらった。
すみげん
これがなかなか美味しい
塩自体は竹久よりも薄いがふぐのうまみがうまく出ており
酒やごはんのおかずにぴったり！
今度自分でも買ってみようと思う。
この日はワイン祭りの後に来たということで
食べたいものがいっぱいあったのあまり食べられなかったのが申し訳無かった。
今度は朋メインで金沢に来よう。
そう思いながら帰路についた。